【職場で会話が苦手】なあなたへ。得意を活かして心地よく働けるようになるヒント

目次
会話が苦手でも、信頼は築けます
職場での会話、「ちょっと苦手だな…」と感じたことはありませんか?
実はわたしもそうでした。
会議で発言するときは、手足が震えて声も少し震える。
「どう思われるだろう」「変なこと言ってないかな」と不安でいっぱいで、
終わるたびに小さくため息をついていました。
それでも、ある日ふと思ったんです。
「震えるのはもうどうでもいいや。
それより、少しでもこのチームに参加したい、貢献したい…!」って。
それからは、無理に発言しようとせず、
まずは質問から始めました。
その場で起きていることの理解を深めるためです。
すると、会議の後で同僚や先輩からも、こんなふうに声をかけてもらえるようになりました。
「あの質問してくれてありがとう」
「ホントは自分も聞きたかったん
だけど、うまく言葉にならなかったからさー」
“ちゃんと話さなきゃ”と力んでいた私にとって、それは小さな成功体験でした。
また、ランチタイムや飲み会の雑談も苦手でした。
会話の輪に入れず、引きつった笑顔で相づちを打つダケ…。
そんな自分が情けなく感じたことも。
けれども、あるとき気づいたんです。
雑談って、話の内容よりも、
“相手とその場や時間を一緒に過ごすこと” に意味があるんだと。
同じ場を過ごすと、見る・聞く・話す体験を共有していきます。
そうすることで、
お互いの理解や関係性が少しずつ深まっていく。
――それも大切なコミュニケーションの1つなんだ、と。
この記事では、
そんなわたしの経験や、
職場の人間関係と会話を専門とするキャリアカウンセラーとしての視点から、
「会話が苦手でも、
得意を活かして信頼される人になるヒント」をお伝えします。
会話が苦手でも信頼される人になれる理由
「話し上手=コミュ力が高い=人や会社に信頼される」
そう思っている人たちはすごく多いように感じます。
就職・転職活動のサポートや、職場の人間関係・会話の講座をする中で、
クライエントさんや受講生の方がよく話題にしているからです。
実は、そうとは限りません。
信頼は自分が、“どれだけうまく話せるか”よりも、
“どれだけ相手を理解しようとしているか”で生まれます。
たとえ言葉が少なくても、
誠実に耳を傾ける人には、不思議と人は話に行く。そんな安心感があります。
思い出してみてください。
たくさん一方的に話す人よりも、
静かな受け答えでも、聞いてくれる人の方が “話しやすかった””自分の話を分かってもらえた”という経験はありませんか?
人は「理解してもらえた」と感じた時に、
心を開きます。
そして、それが信頼の始まりになります。
職場で信頼される人の共通点
・仕事を前に進めて成果を出して、会社やスタッフ、お客様に貢献している。
それだけでなく、
スムーズかつ適切な人間関係づくりと話の聞き方・伝え方に注意を払い、重視している
・「自分が話す」ことにとらわれず、
「相手が話しやすい空気をつくる」
・「相手が一番伝えたいメッセージは何か?」を受けとめて理解している
・相手の話をジャマしたり、否定したりはしない
・受け応えとあいづち、表情、トーンで安心を伝える
苦手を直そうとせず、得意を活かす発想に変える
「話すのが苦手だから、もっと頑張らなきゃ」――
そんなふうに思っていませんか?
けれども、苦手を無理に直そうとするより、
得意を伸ばすほうがずっと自然でラクです。
例えば、観察力がある人は相手の変化に気づくことができます。
聞き上手な人は、相手を安心させる力を持っています。
理解力がある人は、相手の意向や感情、必要としていることを的確に汲み取ることができます。
それは“話し上手”ではない場合にも、コミュニケーションの現場で力を発揮しているわけです。
「苦手」以上に、
「得意」を活かすと、信頼関係を生み出すことにつながっていくんです。
自分の得意を見つける3つの質問
- 人から「ありがとう」と言われたり、よく「任せられる」のは、
どんな場面?その時、どんな行動をとってる? - どんな場面・状況だと、集中できていた?
- 自分が自然に笑顔になったのは、どんな状況で誰との会話だった?
そうできたのはなぜだろう?
「うまく話せない自分」ではなく、
「自然にできている自分」に目を向けてみてください。
その中に、あなたらしい強みを発見・確認することができますよ。
職場で信頼関係を築く小さな習慣3選
信頼は、大きなことより
「日々の小さな習慣」から生まれます。
ちょっとしたひとこと、態度や行動、タイミング――その積み重ねが関係を変えていきます。
1日1回「相手と共通に見ているモノ・人・ことは何か?」を観察し、伝えてみる
例えば、「今日の資料、ここが話題になってましたね」
「この前ランチご一緒したお店、あのメニューが気になっていたようですね」など。
同じ“モノ・人・こと”を共有するだけで、
「この人は自分と同じ方向を見ている」と感じてもらえます。
それが“さりげない共感”として伝わります。
会話の主導権を相手に渡してみる
「自分が何を話そう」より、
「相手は何を話したいのかな」と考えてみましょう。
聞く姿勢が変わるだけで、相手との心の距離感がグッと近づきます。
「沈黙=悪いこと」という思い込みを手放す
沈黙=気まずいとは限りません。
自分も相手の人も、間があるからこそ安心して考えられる。
そんな“余白”の時間にもなりえます。
無理に話題を埋めようとせずに、
相手の人と静かな時間を共有することも、立派なコミュニケーションです。
会話が苦手でも“自然に人が寄ってくる人”になる方法
人は、言葉数が多いかどうかより、
「安心できる人」に惹かれます。
あなたが無理に明るく振る舞わなくても、
“相手を理解したい”という想いは、必ず伝わります。
例えば、あなたが誰かのひとことで救われたように、
誰かにとって、あなたの向き合い方や働きかけ
が一筋の光になるかもしれません。
完璧に話せなくてもいいんです。
(ん?ジョン・カビラさんと博多華丸さんが浮かんじゃいました(笑)
本題に戻りますね!)
まずは”今の自分” ができることからスタート。
そして、少しずつ “伝わるように伝える力” を育てていけば大丈夫です。
結論・まとめ
・会話が苦手でも、
信頼関係は “伝わるように聴く・伝える力”と、“安心感” で築ける
・苦手の克服にとらわれず、
むしろ得意を活かすことで、
自然体・等身大の自分らしい人間関係ができる
・“話す”より、
“相手に届く・伝わる”ことを意識しよう
最後に
会話が「苦手」なことを、恥ずかしいと思うかもしれません。
ですが、あなたが感じている不安も戸惑いも、
実は社会人として誰もが一度は通る道、とも言えます。
そして、わたし自身もそうした道のりを歩んできました。
(あ、お仲間かもしれませんね)
少しずつ、自分なりの歩みとペースで。
話すより “届く・伝わる”ことを大切にして、
心地よい関係を育てていきましょう。
◆
仕事のミス・失敗で落ち込む…職場の人間関係で疲れる…
凹んだ嫌な気持ちや苦手意識を手放して
“ストレスフリー”になりたいあなたへ
*仕事の失敗でネガティブ思考でも、苦手をOKに
*気持ちの切り替えがうまくいかないワケとは?
*ショックを和らげ、自分の気持ち・状態を受けとめるコツ
*ネガティブ思考な自分の捉え方のクセに気づく・修正するには?
*職場で感情的な人たちとの関係にもよりスムーズ・効果的に対処

◆
\無料メールレッスン(週刊)/
会話が苦手・ネガティブ思考な働く人も
職場で伸びのび成長しイキイキ活躍できる!
ストレスとの付き合い方習慣
【無料メールレッスン】
*仕事・職場の人間関係が苦手・不安・自信がない。
仕事ができないで辛い・向いていないかも
と思って自分が嫌いな時、自分と向き合い
受け容れるメンタルの整え方
*自律神経・コンディションを整え、
仕事や活動に集中し、
休みの日はしっかりリフレッシュするコツ
*新人・後輩・部下の成長を促しながら、
疲れない適切な教え方・接し方
*異動や転職、自分らしいライフキャリアを
選ぶコツ
👇無料メールレッスンに登録*こちらをクリック👇

働く自信と誇り・対人関係を深める
<ストレスとの付き合い方
習慣化>トレーニング
◆現在募集中の勉強会・セミナー
疲れず失敗しない雑談スキル*SNSで書く練習*
【話す雑談・書くSNSにも効く】共感コメント力を身につけてみませんか?
「疲れず穏やか!
職場での信頼関係と話の聞き方・伝え方
【勉強会①入門】
~職場で人間関係と会話がOK/NGな時とそのワケ~
【勉強会②基礎】
~人間観察の視点と心理~
「相手にどう思われるか」と「相手にどう伝わるか」のやりとりの違いとは?
【勉強会③初級】
~
話の聞き方・伝え方の傾向・
クセに気づく・改善する~
*添削付き*
話を聞く時・話す時の主体(主語)は誰だろう?
***
書く雑談~SNSコメントで雑談の練習*疲れない・
《雑談を書いて練習》
SNSコメントや
リアルな雑談の事例を基に
【雑談に効く】共感コメント力を身につけてみませんか?
***
◆まずは【メール相談】でお話をお伺いすることもできます。
気軽にご相談くださいね。
オンライン・メール相談・対面カウンセリングの詳細:
*体験モニターもアリ!*
メール相談・カウンセリングに申し込む

