休み明けの仕事を気分よくしたいなら、休日の起床で時間差を3時間未満に
こんにちは。佐藤さおりです。
お休みの日に起きる時間。わたしはいつもの仕事の日と同じ時間にパッと目が覚め、
そのまま起きて過ごすことにしました。
皆さんはお休みの日、普段何時ぐらいに
起きてます?仕事で出勤日の起床時間と、
同じでしょうか?違いますか?
========
こんなことで困っていると伺ったことが
あります:
Aさん:
「休みの日に疲れがとれる過ごし方って、
どうしたらいいんでしょうか?
寝過ぎると逆にだるくなる気がします…」
Bさん:
「休日は遅く起きてダラダラして過ごして
います。
休み明けの出勤日は、ダラダラしてた休みとうってかわって朝から仕事です。
なかなか仕事のエンジンもかかりにくくて、仕事の効率は悪く、イライラしながら仕事
してるんです……。ささいなことでムカッと怒りが湧いてくることも。
水~木曜日ぐらいになると、エンジンも
かかってきて調子もまあまあになる気はするんですけど……。」
========
休日に遅く起きると、
Aさんは、疲れがとれない・逆にだるくなるんですね。
Bさんの場合は、仕事も思うように効率的には進まず、イライラして感情的になって
しまう時もある、と。
さらに、この方は土日休み・週休2日制の方なのですが、その休みの日の起床によって、体・頭の動きが鈍ったり、メンタル面の乱れ~不調に影響しているのも分かります。
月~火と後々も響き、回復するのは週半ばと、時間もかかっていますね。
ホントはできるなら、休み明けの仕事では
頭はスッキリ・体も軽くてスムーズに動く。休みの日には、しっかりリフレッシュできて疲れがとれている。
だけど……、忙しくて寝不足だから休みの日くらいゆっくり寝てたい……。そう思うのも無理はないことだと思います。
◆
今日は、
「休みの日に起きる時間:仕事で出勤日との差3時間未満で起きると、後がラク」
についてお話ししますね。
読んでいただくと、まずは休日その日1日の、後がラク・スムーズに過ごすことが
できます。
さらに、時間差を3時間未満にしても、
少しずつ続けていけば、休み明けの出勤日の体のだるさ・疲れが残る感じを減らすことが
できます。いわゆる「ブルー・マンデー」から抜け出せますよ。
◆
休みの日でも起きる時間で、後がラク・
スムーズに過ごすためのポイントは、
【仕事出勤日の起床時間と、できるだけ同じ時間に起きるか、時間差を3時間未満に
する】こと。
◆
なぜなら、起床時間の差をできるだけ減らすのは、脳と体、さらにメンタルを健康・健全に保つことができるから。
例えば、起床時間の差が3時間未満だと、
メンタル不調を訴える方は見かけたことがありません。
◆
逆に、起床時間が前日と3時間以上差が
できると、体調不良を起こしやすくなります。
「休みの日にたくさん寝たのに疲れがとれない」「休み明けの出勤日がしんどい・
憂うつ」と言う方に話を聞くと、3時間以上寝坊・寝だめしている方がよくいらっしゃいます。意図的にそうしている方も多いですね。
寝坊や寝だめをすると、起きた後でイライラした。ちょっとした家事や外出でも
おっくう・面倒くさくなって行動力が落ちた。夜よく眠れなかった。
そんなこと、ありませんでしたか?
それは、いつもと起きる時間が後にズレると、コルチゾールというストレスホルモンが日中に増えすぎたことで起きる反応なんです。
体内時計が狂っていくと、いわば「人工的な時差ボケの状態」をつくってしまうんですね。
寝坊・寝だめなどによる平日と休日の
就寝・起床リズムのズレは「社会的時差ぼけ(social jet-lag)」と呼ばれます。
時差ぼけになると、現地に着いた後、あるいは帰国後に、体がだるい・重いと感じる、
日中ぼんやりして頭がスッキリしないし動かない、夜眠れない。こんな体や頭の不調が
現れますよね。
あの何とも嫌な感覚……、うーん。それと
同じことを、せっかくの休みの日に、
さらに休み明け出勤日にも体験する。
これは皆さん、できるだけ避けたいところではないでしょうか?
目次
休みの日の起床時間は仕事出勤日とできるだけ同じか、時間差2時間以内にすると効果的
対処のコツは3つあります:
①最適な起床時間は、毎日できるだけ同じ時間
②時間差1~2時間以内だと、ムリせず体調
不良なく心地よく過ごせる
③出勤日の起床時間と3時間以上の差は
避ける
具体的に1つ1つ見ていきますね:
①最適な起床時間は、毎日できるだけ同じ時間
これが理想的ではあります。
うーん、……とは言ったもののですね……、いきなり「はい、今日から、明日から変える!」といっても、実際にはそれはなかなか現実的とは言いにくいかと(^^;)
なので、少しずつ徐々に、平日起きる時間にそろえていければ、OKですよ。
②時間差2時間以内だと、体調不良・メンタル不調を防ぎやすい
脳・自律神経や生活リズムを乱さずに、
寝不足を解消できる上限は、約2~3時間
未満までです。
とはいえ、2時間前後くらいからやはりズレはズレ。ギリギリセーフでOKというところでしょうか。
いつもと同じ、あるいはその差30分~1時間と比べれば、時差は大きくなるため、脳や体に影響は出ます。
◆
わたしもいろいろ記録をとって実験して
みました。
※もちろん、面談などお客様に悪影響を出さない時期に限定して
体調不良やメンタル不調なく、休日も、休み明けの出勤日もムリなくラクでスムーズに
過ごせたのは、時差90分以下でした。
起きてからの朝の仕事や勉強の集中力は
高く、例えば正確性が必要な資料の校正
チェックや経費精算で、ミスも少なくて済みます。
また、企画・提案や、会議での発言時など、新しいアイデアも自然に湧いてくるし、活動力・行動力も維持・アップできるので、
生産性も高いです。
さらに何より、寝つき・寝起きに後々響きません。すごくスムーズで後々も体がラク、
寝ても疲れがとれないなんてことは起きません。
◆
逆に、時差2時間もそれを超えていくと、
特に2.5時間以上からは、集中力や生産性は落ちますね。ミスが増えていきます。
特に朝、寝起きがつらくなってきちゃいます。体の疲れがとれない・重く感じる、
スッキリせず頭痛になる、ボーっとしやすい。
しっかり違いが分かり体感したので、これはもう3時間以上寝坊・寝だめしてしまったら、えらいことになるな、と思ってやって
いません。
※眠気がある場合は、いったん時差2時間
以内に起きて、お昼に仮眠(15~25分ほど)をとっています。これもその方が
体に響かず眠気や疲れもスッキリとれて
ラクでした。
③出勤日の起床時間と3時間以上の差は避ける
起床を促すホルモン、コルチゾールは、起床時刻の3時間前から分泌され始めます。
もし起床が3時間以上ズレると、起床の準備が間に合わなくなります。
メンタル不調の初期段階では、朝起きられなくなっていきます。例えば、自律神経失調症や、うつ症状~うつ病などの場合です。
心身共に良好だけど、寝不足だし、休みの日くらい、週末くらい寝だめしようと、自ら
意図して続けていったとします。
すると、結果的に、自分自ら体調不良、
メンタル不調を招くことにつながりやすく
なってしまいます。
先に、時差ぼけの話を少しお話ししましたが、時差ぼけは一般的に時差4時間以上からなります。
なので、意図的な寝坊・寝だめによって、
普段と3時間以上の起床時間の差が出ていくと、自ら体調不良・メンタル不調を招く段階
に、自ら片足つっこんでいきかねません。
そして、その段階を身につけてから起床時間の差を減らしていくことになれば、新しい
習慣づけ、労力と時間、プロセスが必要に
なります。
それは後々大変ですよね。わたしはおススメしません。
イキイキ生きていくため、伸び伸び働き、
仕事のパフォーマンスを発揮するためには、3時間未満をおススメします。
まとめ
今回のポイントは、
【普段の仕事出勤日の起床時間と、
できるだけ同じ時間に起きるか、時間差
3時間未満にする】こと。
そうすると、まずは休日その日1日の、
後がラク・スムーズに過ごすことができます。
さらに、時間差を3時間未満にして少しずつ続けていくと、
休み明けの出勤日の体のだるさ・疲れが残る感じは、確実に減っていきますよ。いわゆる「ブルー・マンデー」から抜け出せます。
休み明けの仕事には支障を出したくない
けど、休みの日はゆったり眠ってのんびり
休みたい。
そんな時は、まずは出勤日の起床時間との差をせめて3時間未満(例えば、2時間30分など)にしていく。
こんなことから、始めてみてはいかがでしょうか?
ぜひ試してみてください。
明日も伸び伸びご自身の力を発揮でき、イキイキ働けますように。
それでは、また。佐藤さおりでした(^^)
◆
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