パソコンにフセンを貼ると脳が疲れる?【集中力・生産性を上げる方法】

パソコンにフセンを貼ると脳が疲れる?集中力・生産性を上げる方法

パソコンに付箋を貼ると効率的なようで頭・脳は疲れます

お仕事ドラマを観る。これはわたしの好きなことの1つです。

先日、ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(2019年4月〜6月
放送)の再放送をTverで観てました。

ある場面に、ちょっと違和感・疑問があって引っかかったんですね。

主人公・東山結衣(演:吉高由里子さん)は、
WEB制作会社で働くディレクター。

過去のトラウマから入社以来、残業ゼロ生活を貫き、
定時になると退社。プライベートの時間も大切にしっかり
確保する人物。

彼女は、やることを付箋に書き出してPCディスプレイに貼って
いました
。そして、優先順位を上下させながら管理しています。

効率アップが必要なエンジニアさんに、そう教育する場面も
出てきました。

そうしてテキパキ業務をこなすという姿。
そのツール・フセンは、確かにタスク管理の1つとしても便利
です。

一方で、マルチタスクが苦手だと、パソコンにフセンを貼ると、
こんなことも起きるとお話を伺うことがあります:

=====

「緊急ではなく、後でやることや、仕事の指示を出された時、
忘れないように仕事のメモをフセンに書いて、
パソコンのモニターに貼ることがあります。

ただ、そのフセンのメモが溜まってごちゃごちゃするのが
気になります
……(終われば、もちろん捨てるんですけど)。」

=====

忘れず覚えておくためにフセンにメモを書いたんだけど、
かえって目につくので落ち着かないわけですね。

パソコンで作業する目の前の優先すべきことに、
集中しにくい様子も伝わってきます。

情報や人・モノの刺激に敏感に反応する気質・性格の、
内向的な性格(内向型)の方や、HSP(Highly Sensitive Person)の方

中には、自分もそんな時あるなって思う方もおられるかもしれませんね。

そして時には、職場で「パソコンに付箋を貼る人=仕事できない
人」とみなす、あるいは決めつけて言ってくる人もいます。

さらに、新人・部下への教育として、パソコンにフセンを
貼らないよう指導する、時には厳しく注意・怒られる場合
もあるようです^^;

タスクを書き出し、パソコンに付箋を貼ると、一見、効率的で
テキパキ働けるように見える。

ただ、目の前のパソコンでの作業にホントに集中しやすいのか?
あるいは逆に、頭が疲れてしまって集中力低下につながるのか?

この点がわたしには疑問でした。今日は探究テーマとして
取り上げてみますね。

※人に決めつけられた時や、教育・指導・注意を受けた時の
 対処法については、長くなる可能性大^^; なので、
 また別の機会に書きますね。

*やることが多くてメモする

*以前はしなかったが、最近小さいミス・ど忘れが増えてきた、
 少し疲れてるかも

*マルチタスクが苦手。一点集中した方がやりやすい

*PCモニターが“ひまわり”とか“ライオンのたてがみ”
 みたいになってた・なっちゃいそう^^;

こんな方はぜひ読んでみてください。

今日のテーマは、こちら:

【付箋にメモを書き貼るのはPCモニターだと、
ホントに集中できるだろうか?】

読み進めていただくと、
頭・脳が疲れずに済むヒントが得られます

頭に入る情報量・脳を働かせるエネルギーの無駄を減らせるよう
になる
ので、目の前の仕事・作業によりスムーズに集中しやすくなりますよ。

付箋を貼る・見る時のポイント

結論としては、こちらです:

【付箋にメモを書いたら、見えるところに貼らない。
貼るのはメモ帳・ノートで一括管理。優先作業中は見ないこと】

頭・脳には1つの記憶にダケつながって出入りすることで、
空き容量をつくっておく。そうすると、よりスムーズに
集中しやすくなるんです。

付箋をPC画面に貼ると頭・脳には集中力の妨げになる

イヤ、紙のフセンがよくないなら…最近は、付箋が貼れるボード
もあり、また、パソコンのデスクトップに表示する付箋メモ
もあるよって思う方もいらっしゃることでしょう。

ただし、あまりおススメはしません。

というのも、最優先する仕事をPCで作業している時に、
その付せんメモを頭・脳に見せ続けることになるからです。

やるべきことを、頭・脳に見せ続けていくと、脳の働き・集中力
の妨げになってしまう
んです。

私たちの脳には、それぞれ一定に決まった容量があって、
増やすことはできません。

頭の中がいっぱいいっぱいだと、

資料の内容や人の話が頭に入ってこないのは、よくあることですよね。
また、問題・課題を前にして、関連したテーマ・事柄を
参照し、解決にこぎつけることもできなくなります。

仕事で成果を上げていくために必要なのは、
脳内の無駄を減らして空き容量をつくって管理する、
という視点です。

頭・脳内の情報をマネジメントするためには、

①情報をいったん頭・脳から外に出したら、いったん忘れる
②余計な情報を入れず、1つのことに集中する

そうすると、空き容量をつくることができます。

ここまでの話から、「あれ、でもメモは覚えておくためでしょ。
忘れちゃ困るんだけど」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

脳は、いったん見聞きしたものすべてを、記憶はしています。

ただし、一度に複数多くの記憶につながり出入りすることは
できないんです。

例えて言うなら…、

(特にCPU低めの)パソコンでネット検索を
してタブをいくつも立ち上げ、かつワードやエクセルなどの
ソフトも使い、Zoomでオンライン会議に参加。

こんな時、フリーズなど不具合が起きやすくなります。

この時、使うソフトを1つダケ、ネットでもタブの数を1~2個
に減らす。そうしていくと、サクサク動くようになります。

あるいはまた別の例、夕飯づくりを挙げますね。
仕事の後だと頭が回りにくい…。そこへおかずを4品5品つくる
のは疲れて負担感が出てきます。

ただし、今日はご飯に一汁一菜、3つダケにしようと
品数を減らすと、複雑な手順・工程も減ってシンプルになるので
スムーズに作りやすくなります。

こんなふうに、必要最小限のものにダケ、アクセスする。
脳の記憶容量の無駄を減らす

私たちの脳の場合も、そうした工夫が必要なんですね。

付箋には忘れるために書く、貼るのはメモ帳で一元管理

対処のコツは3つあります:

①メモを忘れるために書く
②PCのモニター画面など、見えるところに貼らない
③貼るのは、メモ帳・ノートで一括管理

1つ1つ具体的に見ていきますね。

メモを「忘れるため」に書く

例えば、「業務改善のアイデア出しを5点、15時までに完了させる」とします。

ただし、今は午前中のうちに、会議資料をつくることが最優先、集中したい。

そこで、「業務改善のアイデア出し、15時まで」とメモを書きます。

こうして書き出した時点で、頭・脳の外に出したから、
この記憶にはつながったり出入りしなくて済みます。

後から見返す時には、ちゃんと思い出されます。

ずっと覚えておかなくていいんです。
いったん忘れる・後で思い出すために、付箋にメモを書く
わけ
です。

PCのモニター画面など、見えるところに貼らない

「忘れないように」と思うのは自然で当然のこと。

ただし、かといって頭・脳に見せ続けていたら、
最優先の会議資料づくりに集中することができません。
負担になる無駄な情報を与え続けることになってしまいます。

なので、【書いたら貼るのは、PCモニターにするのはやめておく
方が賢明】
です。

気づくと、PCモニターが“ひまわり”とか“ライオンのたてがみ”
みたいになっている、あるいはなりそうなら、
いきなり変える・なくすのはハードルが高いかも。

まずは、せめて数を1~3個などへと減らしていきましょう。

貼るのは、メモ帳・ノートで一括管理

じゃあ、どこに貼るのか?

メモ帳やノート、手帳のメモ欄などです。
後で見返しやすい同じ場所なら、思い出すのもスムーズ。

いったん書き出して、頭・脳の外に出す。
書き出したら、目の前には置かない・見ない。
貼るのはメモ帳・ノートで一括管理。

頭・脳には、最優先すべき1つダケにすることが大事です。

まとめ

今回のポイントはこちら。おさらいです:

【付箋にメモを書いたら、見えるところに貼らない。
貼るのはメモ帳・ノートで一括管理。優先作業中は見ないこと】

頭・脳には1つの記憶にだけアクセスさせると、
よりスムーズに集中しやすくなります。

するとまずは、頭・脳が疲れずに済みます。

頭に入る情報量・脳を働かせるエネルギーの無駄を減らすので、
目の前の仕事・作業に、よりスムーズに集中しやすくなります
ね。

*やることが多くてメモする

*以前はしなかったけど、最近小さいミス・ど忘れが増えてる
 、少し疲れてるかも

*マルチタスクが苦手。一点集中した方がやりやすい

*PCモニターが“ひまわり”とか“ライオンのたてがみ”
 みたいになってた・なっちゃいそう^^;

こんな方は、まずは、付箋を貼る場所を1つに決める、
一括管理するメモ帳やノートを選ぶところから試してみてください

それでは、皆さんが伸び伸びご自身の力を発揮でき、
イキイキ働けますように。

佐藤さおりでした(^^)


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